滋賀県 建築設計事務所/住宅/店舗 設計[家吉建築デザイン]

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クメール織物

テキスタイルデザイナーの森本喜久男という方が取り上げられていました。森本さんはカンボジアで生活をされていて戦争によって失われた織物文化を蘇られた人物です。すごいのは現地で生活をして職人、染める顔料、糸の原料の蚕を育て、現在は村になるまで作り上げた。このことについて森本さんはこれを伝統を作ったと言っておられました。私の中では伝統は受け継ぐものだという認識しかしていませんでしたが、<伝統は作るものなんだよ>と言っておられる姿がすごく印象に残りました。それから森本さんが言う伝統の意味はなんだろうと考えていています◆私の思う伝統は歴史の積み重ねで完成した技術が伝統と呼ばれていて、その技術をいつの時代であっても使うことができるように守り続けていくこと。これは森本さんの言う伝統とは違うように感じます。番組を見ていて、森本さんは職人との対話を大事にしているように思いました。職人の感性を尊重することが伝統を作るに繋がっているのかもしれません。伝統を作るという言葉にはどこか新しいことを受け入れることができる、受け継ぐにはない柔軟さがあるように思います。森本さんが言う伝統は、完成した技術なんかはなくて、新しいことにチャレンジして技術を常に磨き続けることなのではないでしょうか。◆今回の情熱大陸は楽しく見ることがでました。クメール織物もすごく綺麗で、職人さんたちはアーティストである自覚を持っていて、それぞれの感性で作品を作っていました。いつか実物を見ようと思います。家吉S

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